基本情報技術者 解説

実記憶管理とは 基本情報技術者試験対策

更新日:

OSの働き

実記憶管理とは

ではこの講習では、実記憶管理についてみていきましょう。

コンピュータでは、実際にCPUが処理できる記憶領域(メモリ)は、実装されている限られた記憶領域しかありません。これを実記憶領域といいます。

最近のパソコンでは、4~32GB(ギガバイト)程度となっています。

プログラムが実行されるときは、補助記憶装置(ハードディスク)からプログラムやデータがメモリに読み込まれて、初めてCPUが処理を実行できるようになります。

このハードディスクからプログラムやデータを、メモリに持ってくることをロードと呼びます。

メモリの記憶領域は限られているので、ハードディスクの全てのプログラムやデータを一度にメモリにロードすることは容量的にできません。

そこで、効率よく必要なプログラムやデータをメモリにロードする仕組みが必要となってきます。

ハードディスクからメモリへプログラムやデータをロードするには、データ転送の時間が必要となるので、できる限りハードディスクからメモリへのデータ転送が少なくなるように管理する必要があります。

また、プログラムが終了すると割り当てたメモリ領域を解放して、他のプログラムがロードできるようにして、限られたメモリ領域を効率よく使用していきます。

このように、メモリへプログラムやデータを割り当てたり、メモリを解放するのを実記憶管理や記憶管理あるいはメモリ管理といいます。

この記憶管理の方法にはいくつかの方式があるので順を追って説明していきます。

 

基本情報技術者試験 動画 おすすめ

コンピュータの構成

コンピューターの構成 基本情報技術者試験 動画

基本ソフトウェアとは

OSの働き 基本情報技術者試験 動画

コンテンツの利用について
こちらをお読みください

基本情報技術者試験対策 Cloud Notes コンテンツ利用について

基本情報技術者試験 ビデオ講座 Youtube

おすすめ記事

Eラーニング 1

基本情報技術者試験対策 テキスト クラウドノーツ® 基本情報技術者試験対策 YouTubeを始めたけれど、スマホで見ていたら画面が小さくて見ずらいといったお悩みの方はいらっしゃいませんか? そんな方に ...

Eラーニング 2

システム システムの稼働率 システムの稼働率を計算するにあたって、つぎのような必要な項目があります。 まず、MTBF 平均故障間隔とは、システムや機器が稼働を開始してから次に故障するまでの平均稼働時間 ...

Eラーニング 3

論理回路 半加算器 全加算器 この講習では、半加算器と全加算器について見ていきましょう。 半加算器回路は、2進数の足し算を行う際に使用される回路です。 入力側AとBから2つの信号を入力し、その入力信号 ...

Eラーニング 4

セキュリティ セキュリティ ディジタル証明書 過去問題 解説 この問題は「ディジタル証明書」で、検証できることは、「送信者が正しいこと」と「改ざんの有無」となります。 「送信者が正しい」というのは、受 ...

-基本情報技術者 解説
-,

テキストのコピーはできません。

Copyright© 基本情報技術者試験 無料ビデオ , 2024 All Rights Reserved.