では、実際のCPUでの命令の実行手順を順番に見ていきましょう。
1番目は、「命令の取り出し(フェッチ)」となります。
プログラムカウンタには、次に実行される命令が格納されている番地が記憶されています。
図では、主記憶装置の 0001番地に格納されている命令セット「命令1 1000」を命令レジスタに記憶します。
命令は、命令部とオペラント部に分かれているので、この場合、命令部には「命令1」、オペラント部には「1000」が記憶されます。
「命令レジスタ」に命令を記憶させるまでが、「命令の取り出し(フェッチ)」の段階となります。
2番目は、「命令の解読(デコード)」になります。
命令解読器(デコーダー)が命令レジスタの命令部がどのような命令なのかを解読します。
命令解読器(デコーダー)は、命令の種類のより、演算をする場合は、「演算装置」と連携をします。
図の例では、オペラントで指定するデータを、汎用レジスタのGR0(ジーアールゼロ)に転送せよという命令だと解読します。
3番目は、「対象データの読み出し」になります。
実際に命令を実行するために、処理の対象となるデータが記録されている、主記憶のアドレスはオペラント部に記憶されています。
図の例では、オペラント部に記憶されているデータが1000なので、主記憶装置の1000番地のデータを読み出しに行きます。
ここで、主記憶装置の1000番地のデータは「データ 100」となります。
4番目は、「実行」段階となります。
オペラントで指定されている、主記憶の1000番地のデータ100を汎用レジスタGR0に転送を行います。
5番目は、「プログラムカウンタ」の更新
命令の実行が終了すると、プログラムカウンターを次の命令が格納されているアドレスに更新をします。
図の場合だと、0002番地に更新されます。
このように、CPUは1つの命令をいくつかの段階に分けて、順番に実行しています。
これを「逐次制御方式」といいます。
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基本情報技術者 解説
CPUの動作 基本情報技術者試験対策
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では、実際のCPUでの命令の実行手順を順番に見ていきましょう。
1番目は、「命令の取り出し(フェッチ)」となります。
プログラムカウンタには、次に実行される命令が格納されている番地が記憶されています。
図では、主記憶装置の 0001番地に格納されている命令セット「命令1 1000」を命令レジスタに記憶します。
命令は、命令部とオペラント部に分かれているので、この場合、命令部には「命令1」、オペラント部には「1000」が記憶されます。
「命令レジスタ」に命令を記憶させるまでが、「命令の取り出し(フェッチ)」の段階となります。
2番目は、「命令の解読(デコード)」になります。
命令解読器(デコーダー)が命令レジスタの命令部がどのような命令なのかを解読します。
命令解読器(デコーダー)は、命令の種類のより、演算をする場合は、「演算装置」と連携をします。
図の例では、オペラントで指定するデータを、汎用レジスタのGR0(ジーアールゼロ)に転送せよという命令だと解読します。
3番目は、「対象データの読み出し」になります。
実際に命令を実行するために、処理の対象となるデータが記録されている、主記憶のアドレスはオペラント部に記憶されています。
図の例では、オペラント部に記憶されているデータが1000なので、主記憶装置の1000番地のデータを読み出しに行きます。
ここで、主記憶装置の1000番地のデータは「データ 100」となります。
4番目は、「実行」段階となります。
オペラントで指定されている、主記憶の1000番地のデータ100を汎用レジスタGR0に転送を行います。
5番目は、「プログラムカウンタ」の更新
命令の実行が終了すると、プログラムカウンターを次の命令が格納されているアドレスに更新をします。
図の場合だと、0002番地に更新されます。
このように、CPUは1つの命令をいくつかの段階に分けて、順番に実行しています。
これを「逐次制御方式」といいます。
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