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CPUの高速化 スーパーパイプライン処理 基本情報技術者試験

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CPUの高速化

スーパーパイプライン処理とは、命令の各ステージを更に分割をして、分割したステージ単位で並列処理をする方式です。

図では、1つのステージをそれぞれ2分割しています。

その分割されたステージが終わると、次の分割されたステージの処理をするのと並行して、別の命令の分割されたステージを並行処理しています。

図を見ると、パイプライン処理で4番目の処理が完了した時点で、スーパーパイプラインでは、7番目の命令が完了しています。

このように各ステージを分割することで更に高速にCPUは処理を行うことが可能です。

 

次のスーパースカラ処理は、命令を実行する回路が複数あり、複数の処理を同時に行う処理方式です。

図の例は、パイプライン処理を行う回路が2つあり、パイプライン処理を同時に平行して行います。

理論上では、パイプライン処理の2倍の処理が可能です。

また、スーパースカラは、スーパースケーラとも呼ばれます。

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