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ディスプレイ装置 VRAM 基本情報技術者試験対策

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コンピューターの構成

ディスプレイ装置 VRAM

次に、ディスプレイ装置に画像を表示するために必要なメモリについてみていきます。

ディスプレイ装置に画像を表示するために、画像の情報を記録するためのメモリが、VRAM(ブイラム)メモリです。Video-RAM(ビデオラム)の略となります。

このVRAMのメモリ容量によって、ディスプレイに表示できる色数や解像度が決まってきます。

VRAMの容量は、VRAMの容量 = 画面の総画素数(ドット数) × 色情報となります。

色情報とは、1つの画素を何色で表示するかにより、必要な情報量(ビット数)が決まってきます。

例えば、2色しか表示しないのであれば、0が白、1が黒の様に、1ビットあれば可能です。

16色を表示するのであれば、4ビットで表現できる数の種類は、2の4乗なので16種類あり、16色の表示が可能です。

例えば、フルカラーの約1677万色を表現するには、24ビットが必要となります。

一つの画素(ドット)に必要なビット数が分かれば、画面全体を表示するのに必要なビット数も分かります。

これがVRAMのメモリ容量となります。

 

ここで、例題としてテキストの様に

8×8の解像度のディスプレイに、フルカラーで表示させるためにはVRAMは何バイト必要でしょうか?

答えは、

VRAMの容量 = 総画素数 × 色情報 なので、

総画素数は、 8×8=64画素となります。

そして、色情報(色数)は、フルHDなので24ビット = 3バイトとなります。

よって、VRAMの容量は、64画素×3バイト =192バイト

となります。
 
 
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