再配置可能プログラム
この講習では、プログラムの再配置についてみていきましょう。
今までの講習で学習した、アプリケーションが起動されてから、終了するまでのプロセスを簡単に復習してみましょう。
皆さんも馴染みのある、文書作成ソフトを例にとって見てみると、
まず、文書作成ソフトのアプリケーションは、ハードディスクにインストールされて、プログラムはハードディスクに保存されています。
そして、文書作成ソフトはユーザーから起動されるのを待っている状態です。
ユーザーは、パソコンから文書作成ソフトのアイコンをダブルクリックすることで、はじめてソフトは起動されます。
文書作成ソフトが起動されると、ハードディスクから文書作成ソフトのプログラムが主記憶上にロードされます。
この時に、文書作成ソフトのプログラムは、主記憶の空き領域にロードされますが、主記憶上のどこにロードされるかは、OSの記憶管理機能によって決定されます。
その際に、3章で学習した「アドレス指定方式」の「ベースアドレス方式」が使われ、プログラムがロードされた先頭番地がベースアドレスレジスタにセットされ、プログラムが主記憶どこにロードされても問題なくプログラムを実行できるようになります。
テキストの例では、ハードディスクからプログラムが、主記憶の60000番地(6万番地)にロードされて、ベースアドレスレジスタにも60000番地が(6万番地)が設定されているケースです。
仮にプログラムが10000番地(1万番地)にロードされれば、ベースアドレスレジスタには、10000が設定されます。
このように、主記憶上のどこにプログラムがロードされても問題なく動作するプログラムの仕組みを再配置可能あるいはリロケータブルといいます。
この再配置可能プログラムは更に、再使用可能プログラム、再入可能プログラム、再帰的プログラムに分類されます。
では、これらを順番にみていきましょう。
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まず、文書作成ソフトのアプリケーションは、ハードディスクにインストールされて、プログラムはハードディスクに保存されています。
そして、文書作成ソフトはユーザーから起動されるのを待っている状態です。
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文書作成ソフトが起動されると、ハードディスクから文書作成ソフトのプログラムが主記憶上にロードされます。
この時に、文書作成ソフトのプログラムは、主記憶の空き領域にロードされますが、主記憶上のどこにロードされるかは、OSの記憶管理機能によって決定されます。
その際に、3章で学習した「アドレス指定方式」の「ベースアドレス方式」が使われ、プログラムがロードされた先頭番地がベースアドレスレジスタにセットされ、プログラムが主記憶どこにロードされても問題なくプログラムを実行できるようになります。
テキストの例では、ハードディスクからプログラムが、主記憶の60000番地(6万番地)にロードされて、ベースアドレスレジスタにも60000番地が(6万番地)が設定されているケースです。
仮にプログラムが10000番地(1万番地)にロードされれば、ベースアドレスレジスタには、10000が設定されます。
このように、主記憶上のどこにプログラムがロードされても問題なく動作するプログラムの仕組みを再配置可能あるいはリロケータブルといいます。
この再配置可能プログラムは更に、再使用可能プログラム、再入可能プログラム、再帰的プログラムに分類されます。
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