基本情報技術者 解説

ファイル編成法

更新日:

ファイル編成法

この講習では、ファイルとレコードについてみていきましょう。

この講習では、ファイルについて学習しますが、この章で学習するファイルの概念は汎用コンピューターで主に使われる概念で、皆さんがパソコンで扱っているファイルとは意味が異なっています。

28章の講習でもファイルについて学習しましたが、これはパソコンで扱われるファイルの概念で、OSやアプリケーションがデータやプログラムを扱う単位として用いられます。

この講習で学習するファイルは、あくまでも汎用コンピューターなどで使用されているものとしてお聞きください。

 

まず、汎用コンピューターにおいては、データをレコードという単位でファイルに書込みや、読出しを行います。

ファイルとは複数のレコードで構成されています。

更にレコードは複数の項目で構成されています。

テキストの例では、項目は「ナンバー」「氏名」「成績」の3つの項目から構成されています。

レコードは、1人分のデータが1レコードとなります。テキストの例では、8人分のデータがあるので、8レコードで1ファイルが構成されています。

次に、このレコードをアクセスする方法は、いくつかの種類に分類されます。

では、順番にアクセス方法をみていきましょう。

まず、順次アクセス方式は、順編成ファイルで使用されるアクセス方法で、ファイルの先頭に記録されているレコードから順番にアクセスをしていきます。

次に、直接アクセス方式は、直接編成ファイルで使用され、ファイルのレコードに直接アクセスを行います。

次に、動的アクセス方式は、索引編成ファイルなどで使用され、直接アクセスと順次アクセスを組み合わせた方式です。

このようにファイルへのアクセス方式によって、ファイルの構造が異なってきます。

このファイルの構造の仕組みは、ファイル編成と呼び、いくつかの種類に分類されます。

次にこのファイル編成についてみていきましょう。

 
 
 
続きはこちら ↓↓↓

 
基本情報技術者試験 ビデオ講座 YouTube

 

コンテンツの利用について
こちらをお読みください

基本情報技術者試験対策 Cloud Notes コンテンツ利用について

おすすめ記事

Eラーニング 1

基本情報技術者試験対策 テキスト クラウドノーツ® 基本情報技術者試験対策 YouTubeを始めたけれど、スマホで見ていたら画面が小さくて見ずらいといったお悩みの方はいらっしゃいませんか? そんな方に ...

Eラーニング 2

システム システムの稼働率 システムの稼働率を計算するにあたって、つぎのような必要な項目があります。 まず、MTBF 平均故障間隔とは、システムや機器が稼働を開始してから次に故障するまでの平均稼働時間 ...

Eラーニング 3

論理回路 半加算器 全加算器 この講習では、半加算器と全加算器について見ていきましょう。 半加算器回路は、2進数の足し算を行う際に使用される回路です。 入力側AとBから2つの信号を入力し、その入力信号 ...

Eラーニング 4

セキュリティ セキュリティ ディジタル証明書 過去問題 解説 この問題は「ディジタル証明書」で、検証できることは、「送信者が正しいこと」と「改ざんの有無」となります。 「送信者が正しい」というのは、受 ...

-基本情報技術者 解説
-,

テキストのコピーはできません。

Copyright© 基本情報技術者試験 無料ビデオ , 2024 All Rights Reserved.