日本語の勉強方法は?みんなどうやって勉強しているの?
よく、外国人に日本語の勉強方法を聞かれますが、自然に日本語を覚えた私達日本人より、努力して覚えている外国人のアイディアに感心することも多いです。
私なりに参考になればと思い勉強方法を挙げてみました。
ひらがな カタカナを覚える
ひらがな・カタカナはそれぞれ46文字もあり、覚えるのは大変なことです。
特にカタカナはシンプル過ぎて覚えにくいという外国人が多いようです。以前は書いて覚えるしかない、と言っていましたが、最近はスマホのアプリを使って、通勤・通学の電車の中で覚える人が多くなりました。
ゲーム形式になっていて、今回は何点取れたか。または間違えた文字だけ編集してもう一度やり直したりして、いつの間にか楽しく覚えられるようになっています。
全部で100近い文字を覚えるのですから、投げ出したくなることもあるかも知れませんが、ただ書くだけでなく、スマホも活用しながら、楽しくゲーム感覚で勉強していくのもおススメです。
漢字を読む
漢字を勉強したい外国人は多いのですが、書くのは大変そうだから、読む事だけしたい・・・という人も少なくありません。
日本語能力試験でも、書くことはないのでその気持ちもわかります。ただ、実際に漢字の読みだけの勉強をしていると、すぐに限界がきてしまい習得を諦めざる負えなくなります。
ひらがな・カタカナを覚える際にも書かずに覚えた外国人は殆どいません。ましてや複雑な漢字を書かずに覚えることがどれだけ難しいことか。そんな時私は自分の小学校の時の話をします。
私が通って小学校では、毎朝必ず1時間目の前に10分間の漢字の小テストがあって、壁にある生徒の名前の表に、満点を取った人だけ金色のシールが貼られました。そこまでストイックに考えることはありませんが、日本人の私たちでさえ漢字を覚えるのは、毎日書いて、書いて、だという事です。
リスニング
「こんなに勉強しても、日本人の言っていることが全然わからない・・・」と、がっかりした表情で話す外国人がよくいます。同じように日本で何年も英語を勉強したのに何を言っているのか全然わかなない・・・と、日本人もよく言います。
目の前の相手は、教科書と同じ単語を使い、同じ言い回しをして、同じスピードで話してくれません。
文法や単語を学ぶために教科書は必要ですが、そこから先は実生活で自ら体験や失敗を繰り返さなければなかなか自分の物にはなりません。最近はアニメやドラマ・映画から入り日本語に興味を持つ人も多いので、それらに触れて上達する人もたくさんいて、それはとても良い勉強法の一つです。ただ、じっと1時間2時間も座って見ている時間の無い人には、私はただ、テレビ(またはパソコン)をつけっぱなしにすることを勧めています。
ちゃんと聞いて理解しなくちゃ!と思うのではなく、音楽のように流しておいて、たまたま聞き取れた言葉があったら ラッキーと思うぐらいのスタンスでいれば、ストレスがありません。そのうち自然に聞き取れる言葉が増えてきます。また、少しづつ慣れてきたら意味の分からない言葉を調べたり、似ている意味の言葉を調べたり・・・と、ぜひ自分で色々試してみてください。
日本語会話 Cloud Notes
Copyright© 株式会社スピカ All Rights Reserved.